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【結納品は関東の場合9品1台飾りが一般的】


 結納の際に用意するものとしては、結納品、家族書親族書、 結婚記念品などがあります。これらは両家でそれぞれ用意します。 結納品は9品目が最高です。略式で行う場合は、7品目や5品目でも構いません。 ただし、品目数は両家で揃えたほうがよいでしょう。
 結納品は白木の台の上に載せます。関東のほうでは大きな台にすべてを載せてしまう1台飾りが一般的ですが、3台以上を使って豪華に行う地方もあります。結納品はデパートや結婚式場、 ホテルなどで売っており、関東では9品1台飾りで2万円前後が相場です。結納品の中にある「金包」が、いわゆる結納金です。
 男性の場合、サラリーマンなら月収の2〜3ヶ月分が目安で、女性はその半額を返します。これが半返しといわれるものです。 最近では半返しを省略し、はじめから半分の金額を包む事も多いです。結婚記念品は、男性から女性へ結婚指輪、女性から男性へスーツや時計等を送るのが一般的です。

 
 

【交わされる結納品にはそれぞれ意味がある。】


  1. 目録
    結納品の品目や数量を記入します.男性は「御帯料壱封」女性は「御袴料壱封」と書きます.
  2. 熨斗(のし)
    本来は,飽を蒸して長く伸ばしたものでした.「寿命を延ばす」に通じてます.
  3. 金包(きんぽう)
    結納金のことです.男性は「御帯料」,女性は「御袴料」と上書きします.
  4. 寿留女(するめ)
    かめばかむほど味が出ることが,「末永く」に意味付けられます.
  5. 勝男節(かつおぶし)
    男性の力強さを表します.保存食でもあるので,「永久」の意味もこめられます.
  6. 子生婦(こんぶ)
    子宝に恵まれるようにとの願いがこめられています.よろこぶにも通じます.
  7. 友白髪(ともしらが)
    麻ひものことです.夫婦の絆を強くする.白髪が生えるまで仲良くという意味があります.
  8. 家内喜多留(やなぎだる)
    祝い事に欠かせない清酒を入れた柳樽のことです.一般には酒肴料としてお金を包ます.
  9. 末広(すえひろ)
    無地の白扇のことです.白は潔白無拓,扇は末広がりの繁栄を表します.
結納  結納はこのような順序で行われます.仲人を立て,両家が一堂に会して行う場合の進行は次の通りです.
なお,結納品はあらかじめ床の間に飾っておきます.
  1. 男性側が両家を代表して仲人に挨拶します.
  2. 仲人が挨拶をします.
  3. 仲人が床の間にある男性側の結納品を女性の前に差し出します.
  4. 女性は一礼をして受け取る.目録に目を通し,受書を仲人に差し出ます.
  5. 仲人は受書を男性の母親に差し出します.母親から,父親,本人へと渡ります.
    本人は受書に目を通し,自分の膝元に置きます.
  6. 同様にして,女性側の結納品を男性側に渡し,受書をもらいます.
  7. 仲人が,結納が滞りなく整ったお祝いの言葉を述べます.
    両家の言葉を述べます.
  8. 両家の両親が仲人にお礼を述べます.
 結納のしきたりは地方によってさまざま結納のしきたりは大きく東日本,中部,北陸,西日本,九州の5つの方式があるといわれています.一般に,武家を中心に,発達した東日本は質実剛健,公家文化の流れを汲む西日本は豪華という傾向があります.ふたりの出身地が違う場合は,よく話し合ってやり方を調整するようにしましょう.
 
 

【結納金の金額】